福岡市博物館 

休館日=月曜
地下鉄西新駅下車(一番出口)徒歩15分



        2001/05/13 (SUN)『世界遺産醍醐寺展』

その日は、あいにくの雨だった。
朝早くから出たものの、雨足は一向におとろえることなく、強まるばかりだった。

靴に水がしみる。こんなんじゃ、誰も来るわけないだろ、と思っていたら、
中にはわんさか人がいた。レポートを書きにきた学生と、ツアーでもあるのか、老人が多い。
親子連れもちらほら見える。

一言感想を述べるなら、
「如意輪観音が色っぽい!」。

私の仏像の見方や美術品の見方は、とても世俗的ですので、ご容赦ください。

奈良から帰って、これを書いているのだけれど、入れ物も大事だと思った。
堂の中にある仏像と、灰色のカーペットの上の仏像はやっぱり違う。

醍醐寺、五重の塔の復元をCGでやっていたのが面白かった。塔の内部は極彩色にあふれ、目が回りそうだ。
ここで修業していたんだろうか。うーむ。煩悩は吹っ飛びそうだったけど。



福岡市博物館 



 

      2002/09/01『建仁寺展』


まず駐車場に入るのも一苦労である。
台風明け、展示期間最後の日であったから、人が多いのなんの。

こんなに多いのはなぜか。
それは、国宝である、俵屋宗達「風神雷神図屏風」を見られる期間が
限られていることとも関係があるかもしれない。
8月20日〜9月1日までが本物で、期間の初めの7月20日〜8月19日までは
レプリカということであった。もしかすると、それさえもなかったかもしれない。

京都最古の禅寺、建仁寺。
福岡にも滞在し、寺も建立し、日本に禅と茶をもたらした栄西(ようさい・えいさい)。
彼が建仁二年(1202)、鎌倉幕府の二代将軍源頼家の援助を受けて、京都東山に開いたのが建仁寺。
お寺の位も高く、禅宗の臨済宗の五大寺の一つで、
寺の禅僧と知識人(士大夫?今日習ったのに)の交流によって花開いたのが五山文学といわれるものらしい。
よって、絵よりも文字だとか、偉い僧の絵だとかが初めの方には展示してあった。
中程は赤絵とよばれるシリーズのやきもので、赤い色を主に使って彩色された皿などが置いてある。
持って帰りたいのもいくつかあった。

そしてお目当ての風神雷神。やはりかっこいい。
金の上のかすれた雲とか、生き生きした体付きや表情もよい。
想像していたものより小さく感じたけど、屏風であるしなぁ。
あれ、禅ってこんなにきらびやかでいいんだろうか。むむ。

最後は建仁寺の本坊などに飾られた水墨画、海北友松
(かいほうゆうしょう)の雲龍図が展示されていた。
こちらはふすま絵とあって、画面が大きく、それにおさまることのない大きさを感じさせる龍の姿が描かれている。
こちらもかっこいい。

かっこいいばかりで終わってしまった。とほほ。



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